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仕事、抱え込んでいませんか?
「任せたら基準に達しない。」
「だったら自分でやった方が早い。」
「なんでこんなことまで私がやらないといけないの。」
気づいたら自分だけが忙しくて、
疲弊してイライラしている...
そんな経験はありませんか?
仕事ができる人ほど、
抱え込みやすいんですよね。
でも実は、抱え込んでしまう原因は
「任せ方」の問題じゃないんです。
抱え込む人の共通パターン
仕事を任せたとき、
こんなことを思ったことはありませんか?
「100伝えたのに、なんで80しかやらないの。」
「自分がやればミスなく終わったのに。」
「頼んだ相手がミスしたのは、
自分の頼み方がいけなかったのかな。」
この思考パターン、
すごくよくわかります。
特に時間に追われる仕事だと、
分単位で動いていたりするから、
頼んだり頼んだことをちゃんとしてくれているか
確認する時間がもったいないって
思っちゃいますし...
この繰り返しで、
じわじわ疲弊していくんですよね。
本当の問題は「任せ方」じゃない
抱え込んでしまう本当の原因は、
「任せ方」の問題じゃないんです。
自分のフィルターを
相手に当てはめてしまっていること。
相手が80しかできなかったとき、
それは相手の問題です。
自分が100伝えたことは事実。
私自身も同じ経験をしたことがあって。
任せた仕事が基準に達しなくて、
フィードバックしても伝わらない。
うざがられることもあった。
気づいたらそれが文句に変わっていて、
「だったら自分でやった方が早い」
という結論になっていた。
でもあるとき気づいたんですよね。
相手のアウトプットは相手の問題。
自分のアウトプットは自分の問題。
誰が悪いとかじゃなく、
「今回はこうだった、次どうしようか」
と事実ベースで考えるようになったら、
ぐっと楽になっていきました。
「最低ライン」を決めるという考え方
じゃあ具体的にどうすればいいか。
大事なのは
自分の中の「最低ライン」を決めること。
こんな相談がよくきます。
「任せた仕事が自分の基準に達していなくて、
どこまで求めていいのか分からない。
結局自分でやり直してしまう。」
そういうときに私がお伝えするのが、
この考え方です。
100 自分の理想のアウトプット
80 相手に任せたときの現実的な着地点
60 周りに迷惑がかからない最低ライン
60未満 問題になるので本人に伝える
人に頼んだ時点で、
100はいい意味で手放す。
80くらいかなと思いながら任せて、
60を下回ったときだけ動く。
70だったとしても、
60が最低ラインなら「まあいっか」でいい。
この考え方に切り替えると、
任せることへの抵抗感が
少しずつなくなっていきます。
「でも80で妥協するってこと?」
と思った方もいるかもしれません。
そうじゃないんです。
相手を80から100に育てるのは
相手自身とマネジメントの問題。
自分が抱え込んで100にしようとすることは、
相手の成長の機会を奪うことにもなる。
自分の役割は「最低ラインを守ること」と
「下回ったときに伝えること」。
それ以上は手放すことで、
自分のエネルギーを守れるんです。
アサーティブな頼み方
「でも、そもそも頼むのが怖い」
という方もいますよね。
「迷惑じゃないかな。」
「断られたら気まずい。」
「うまく伝えられるか不安。」
まずアサーションとは、
自分の気持ちや状況を正直に伝えながら、
相手の気持ちも尊重するコミュニケーションのこと。
押しつけでも我慢でもなく、
対等に伝え合うことです。
その具体的な伝え方として
DESC法というものがあります。
D(Describe) 状況を客観的に描写する
「今私はこんな状況で」
E(Express) 自分の気持ちを表現する
「正直、手が回らなくて」
S(Specify) 具体的なお願いをする
「○○をお願いできないかな」
C(Choose) 相手に選択肢を渡す
「難しければ大丈夫です」
実際にこの流れで伝えるとこうなります。
「いや〜本当すいません、
今私こんな状況で、(D)
ちょっと難しくって、(E)
○○さんになら安心してお願いできるかなって
思って話しかけちゃいました。(S)
難しいですかね?」(C)
押しつけじゃなく、
事実を伝えてお願いする。
相手にもYESもNOも言いやすい余白を作る。
それだけでいいんです。
まとめ
仕事を抱え込んで疲弊するのは、
弱さじゃありません。
ただ、手放すラインが
決まっていないだけかもしれない。
- 相手のアウトプットは相手の問題と切り離す
- 人に頼んだ時点で100は手放す
- 自分の最低ラインを決めておく
- 頼むときはDESC法で相手に余地を残す
手放すことは諦めじゃない。
自分の最低ラインを決めることが、
自分を守ることになるんです。
この記事を書いた人
救急Ns × 産業保健師
メンタルヘルスサポーター 陽
100名以上の相談実績・自身の経験から、
思考・自己理解・強みの3つのアプローチで
「自分らしい働き方」を見つけるサポートをしています。