その「問い」をどう扱っていますか?

マインドセット












RE•BLOOM MINDSET

答えは合っているのに、
なぜかしっくりこない理由


問いの言葉より、問いが生まれるまでの過程の方が大切だった









誰かに相談したのに、
なんかしっくりこなかった経験ってありませんか?


答えてもらっているんですよ。
間違ったことも言われていない。
むしろ正しいことを言ってくれている。




でも、なぜか「うーん、そういうことじゃないんだけどな」
って感じが残る。




逆のパターンもあって。


誰かの相談に乗ったとき、
ちゃんと答えを返したのに、
なんか上手く伝わってないかも…って感じたこと。


これ、どっちも経験したことある人、
けっこういるんじゃないかなと思っていて。




答えは合っているのに、なぜかしっくりこない。
今日はその理由を一緒に考えます。











これって「問いの扱い方」に関係していた



少し掘り下げてみると、
実はこれって「問いの扱い方」に関係しているんじゃないかなと思っていて。


私自身も、最近改めてそれを感じた出来事がいくつかありました。



一つ目は、友人からの相談です。


別の誰かに色々相談したらしいんですが、
「でもなんかまだモヤモヤしてるんだよね」って言ってきて。
あ、これ自分もあるな、って思ったんですね。



思い出したのは、救急で看護師をしていたときのお話です。


患者さんから質問を受けて、ふつうに答えたんですよ。
でもその後、その人がおんなじ問いを別の看護師にしているのを見て。
「え、私言ったじゃん」ってなったんですが、
結局その人が欲しかった答えは、私が返したものとは違ったんですよね。




人って、「こんな答えが知りたい」「この不安を解消したい」がはっきりしないまま、
モヤモヤをなくすために「これかな?」という問いを投げることって、
けっこうあると思うんですよね。


問いの言葉より、その問いが出てくるまでの過程の方が、ずっと大切だった。











答えより先に、問いを受け取る



誰かに相談するとき、
その言葉を口にするまでに、
すでにたくさん考えているんですよね。




どうしよう。

これでいいのかな。

でも、こういう可能性もある。

だけど、もしこうなったら……。



何度も迷って、悩んで、考えて。
そうやって頭の中でぐるぐると考えた末に、
ようやく「問い」という形にして、誰かに差し出す。




だからその「問い」って、ただの質問じゃないんですよね。
その人がそこに至るまでに考えてきた時間や、
迷ってきた気持ちや、言葉にできなかった思いが、
その問いの中には詰まっている。




だったら、まずその問いを一緒に見てみる。




「なるほど、そう考えたんですね」

「そこを大事にしたいと思った理由は何ですか?」

「どうしてそう感じたんだろう?」



そんなふうに、相手の考えをまず受け取る。
そのうえで、自分の知識や経験を返していく。


間違っていると思ったら伝えていい。
もっと良い考え方があるなら、それを伝えていい。


でも、その前に。




人は、自分の考えを否定されたときだけ傷つくわけじゃない。


自分が一生懸命考えてきたことを、
まるで最初から存在しなかったかのように扱われたときにも、
深く傷つくんじゃないかなと思っていて。





答えより先に、問いを受け取る。それだけで、伝わり方が変わります。











改めて気づいたこと



今回の出来事で改めて感じたのは、
どちらのケースも、問いの表面的な言葉だけを見ていたということ。


その問いがどんな経緯で出てきたか、
その問いで本当に得たいものは何か——
そこを想像できていなかったから、しっくりこなかった。


逆に言うと、そこを想像するだけで、
相談の時間って全然変わるんじゃないかなと思います。


普段から意識はしていたけど、
やっぱり大切だなと再確認した出来事でした。








■ まとめ



1
しっくりこないのは、答えの正しさではなく「問いの扱い方」に原因がある

2
問いには、その人が考えてきた時間・迷い・言葉にできなかった思いが詰まっている

3
答えを返す前に、まずその問いを受け取ること

4
そこを想像するだけで、相談の時間はまったく変わる














あなたは最近、誰かの問いをちゃんと受け取れていましたか?


今日の話が、そのきっかけになったら嬉しいです。












この記事を書いた人

陽|はる 頭と心の解析家


100名以上の相談実績・自身の経験から、

自己解析力×信じて動ける力を育てる『自走思考メソッド』で、

本来の"私"で、自分らしく生きるをサポートしています。