毎日しんどくても辞められなかった看護師が、最初にやった一つのこと

学び・講座情報
NURSING CARE · MENTAL HEALTH

毎日しんどくて、
でも辞められなかった看護師が、
最初にやったたった一つのこと

「当たり前」を一つ疑うことが、変化の入口に

しんどい。でも頑張りたい、カッコよく仕事できる人になりたいとも思うし…辞めたら「負け」な気がする。
逃げた自分を
一生責め続けそうで怖い。
だから辞められないまま、
今日もなんとか出勤している——。

そんなあなたに、

一つだけ聞かせてください。

しんどさを我慢し続けることで、
得られるものはなんですか?

■
「続ける」と「耐える」は違う

看護師を続けている理由を、

聞かれたことはありますか?

「患者さんのために」
「せっかくここまで頑張ったから」
「辞めたら迷惑をかける」
——そう答えながら、
心のどこかで
「本当にそれだけ?」と
思っていませんか。

辞められない理由の裏には、

多くの場合こんな思い込みが隠れています。

・辞める=逃げることだ
・メンタルを理由に辞めるのは弱い証拠
・せっかく国家資格を取ったのにもったいない

これらは「事実」ではありません。

長い間、プレッシャーの中で働き続けるうちに、いつの間にか「当たり前」になってしまった考え方です。

そして、この「当たり前」が、

今のしんどさを固定させている原因の一つになっています。

「耐えながら続ける」と
「自分を守りながら続ける」は、
まったく違います。
耐えるだけでは、
3年後も5年後も、
同じしんどさが続きます。

大切なのは、
辞めるか続けるかではなく
——今の自分の「当たり前」を一度疑ってみること。
それが、最初の一歩です。

■
最初にやったたった一つのこと——「当たり前」を疑う

「当たり前を疑う」と言うと、

難しく聞こえるかもしれません。

でも、やることはシンプルです。

自分が「そういうものだ」

と思っていることに、

「本当に?」と問いかける。

それだけです。

たとえばこんな「当たり前」があります。

・しんどくても顔に出したら周りの空気が悪くなる
・ミスをするのは、自分のせい
・先輩より先に帰るのは申し訳ない
・患者さんに安心
・安楽に過ごしてもらうために自分を後回しにするのは当然で、みんなそうしている

どれも「おかしい考え」ではありません。

でも、これらが積み重なって

「絶対にそうしなければ」になると、心はどんどん追い詰められていきます。

■
「当たり前」を疑う3つの問いかけ

しんどいと感じたとき、

次の3つを自分に問いかけてみてください。

問いかけ 01
「これは事実? 私の思い込み?」

「私はできない看護師だ」

——これは事実ではなく、解釈です。

「先輩に迷惑をかけた」

——本当に迷惑だったかどうか、

確認しましたか?

事実と解釈を分けるだけで、

しんどさの輪郭が少し変わります。

問いかけ 02
「この考えは、誰から教わったものだろう?」

「辞める=逃げ」という考えは、

どこから来ましたか?

親?学校?職場の文化?

自分が「当たり前」と思っていることの多くは、環境から刷り込まれたものです。

それが本当に自分の価値観かどうか、一度立ち止まって考えてみてください。

問いかけ 03
「親友が同じ状況だったら、
私は何と言うだろう?」

自分に厳しい人ほど、

他人には優しくできます。

もし大切な友人が

「しんどくて辞めたいけど、辞めたら負けな気がする」と言ってきたら——あなたは「そうだよ、辞めたら負けだよ」と言いますか?

言わないですよね。

自分にも、その優しさを向けていいんです。

この「親友ならどう言うか」を
想像する問いかけは、
CBTの技法の一つとして自己批判を和らげる効果が示されています。
■
私が最初に疑った「当たり前」

私が最初に疑ったのは、

「しんどくても顔に出したら周りの空気が悪くなる」という当たり前でした。

新人のころから、

ずっとそう思っていました。

感情を出すのはプロじゃない。

弱い。迷惑だ。

でもある日、「本当にそうか?」と

問いかけてみました。

患者さんの前で感情的になることは

確かに避けるべきです。

でも同僚や先輩に

「今日しんどい」と伝えることも、

同じように「してはいけないこと」なのか——。

そうじゃないかもしれない、
と気づいた瞬間でした。

変化は一気に来るものじゃないです。

でも、最初の一つを疑えたとき、

何かが確かにほぐれた感覚がありました。

■ まとめ
1
「辞める=逃げ・負け」は事実ではなく、思い込みである可能性が高い
2
耐えながら続けることと、自分を守りながら続けることは全く違う
3
「当たり前を疑う」ことが、しんどさを変える最初の一歩
4
問いかけ1|これは事実?それとも解釈?
5
問いかけ2|この考えは誰から教わったもの?
6
問いかけ3|親友が同じ状況だったら、何と言う?

辞めることが正解とも、
続けることが正解とも言いません。
ただ——今のしんどさを
「当たり前」として抱え続けることが、
あなたの唯一の選択肢ではないということは、伝えたいです。

一つだけ、疑ってみてください。
それが、あなたの変化の入口になります。

一人で抱え込まなくていい。
あなたの「当たり前」を、一緒に整理しませんか。

まずは無料相談から、一歩踏み出してみませんか?
🌷
この記事を書いた人
救急Ns × 産業保健師
看護師専門のメンタルヘルスサポーター


看護師の3か月救済プログラムを主宰。