毎日しんどくても辞められなかった看護師が、最初にやった一つのこと

学び・講座情報
NURSING CARE · MENTAL HEALTH

毎日しんどくて、
でも辞められなかった看護師が、
最初にやったたった一つのこと

「当たり前」を一つ疑うことが、変化の入口に

しんどい。でも頑張りたい、カッコよく仕事できる人になりたいとも思うし…辞めたら「負け」な気がする。
逃げた自分を
一生責め続けそうで怖い。
だから辞められないまま、
今日もなんとか出勤している——。

そんなあなたに、

一つだけ聞かせてください。

しんどさを我慢し続けることで、
得られるものはなんですか?

「続ける」と「耐える」は違う

看護師を続けている理由を、

聞かれたことはありますか?

「患者さんのために」
「せっかくここまで頑張ったから」
「辞めたら迷惑をかける」
——そう答えながら、
心のどこかで
「本当にそれだけ?」と
思っていませんか。

辞められない理由の裏には、

多くの場合こんな思い込みが隠れています。

辞める=逃げることだ
メンタルを理由に辞めるのは弱い証拠
せっかく国家資格を取ったのにもったいない

これらは「事実」ではありません。

長い間、プレッシャーの中で働き続けるうちに、いつの間にか「当たり前」になってしまった考え方です。

そして、この「当たり前」が、

今のしんどさを固定させている原因の一つになっています。

「耐えながら続ける」と
「自分を守りながら続ける」は、
まったく違います。
耐えるだけでは、
3年後も5年後も、
同じしんどさが続きます。

大切なのは、
辞めるか続けるかではなく
——今の自分の「当たり前」を一度疑ってみること。
それが、最初の一歩です。

最初にやったたった一つのこと——「当たり前」を疑う

「当たり前を疑う」と言うと、

難しく聞こえるかもしれません。

でも、やることはシンプルです。

自分が「そういうものだ」

と思っていることに、

「本当に?」と問いかける。

それだけです。

たとえばこんな「当たり前」があります。

しんどくても顔に出したら周りの空気が悪くなる
ミスをするのは、自分のせい
先輩より先に帰るのは申し訳ない
患者さんに安心
安楽に過ごしてもらうために自分を後回しにするのは当然で、みんなそうしている

どれも「おかしい考え」ではありません。

でも、これらが積み重なって

「絶対にそうしなければ」になると、心はどんどん追い詰められていきます。

「当たり前」を疑う3つの問いかけ

しんどいと感じたとき、

次の3つを自分に問いかけてみてください。

問いかけ 01
「これは事実? 私の思い込み?」

「私はできない看護師だ」

——これは事実ではなく、解釈です。

「先輩に迷惑をかけた」

——本当に迷惑だったかどうか、

確認しましたか?

事実と解釈を分けるだけで、

しんどさの輪郭が少し変わります。

問いかけ 02
「この考えは、誰から教わったものだろう?」

「辞める=逃げ」という考えは、

どこから来ましたか?

親?学校?職場の文化?

自分が「当たり前」と思っていることの多くは、環境から刷り込まれたものです。

それが本当に自分の価値観かどうか、一度立ち止まって考えてみてください。

問いかけ 03
親友が同じ状況だったら、
私は何と言うだろう?」

自分に厳しい人ほど、

他人には優しくできます。

もし大切な友人が

「しんどくて辞めたいけど、辞めたら負けな気がする」と言ってきたら——あなたは「そうだよ、辞めたら負けだよ」と言いますか?

言わないですよね。

自分にも、その優しさを向けていいんです。

この「親友ならどう言うか」を
想像する問いかけは、
CBTの技法の一つとして自己批判を和らげる効果が示されています。
私が最初に疑った「当たり前」

私が最初に疑ったのは、

「しんどくても顔に出したら周りの空気が悪くなる」という当たり前でした。

新人のころから、

ずっとそう思っていました。

感情を出すのはプロじゃない。

弱い。迷惑だ。

でもある日、「本当にそうか?」と

問いかけてみました。

患者さんの前で感情的になることは

確かに避けるべきです。

でも同僚や先輩に

「今日しんどい」と伝えることも、

同じように「してはいけないこと」なのか——。

そうじゃないかもしれない、
と気づいた瞬間でした。

変化は一気に来るものじゃないです。

でも、最初の一つを疑えたとき、

何かが確かにほぐれた感覚がありました。

■ まとめ
1
「辞める=逃げ・負け」は事実ではなく、思い込みである可能性が高い
2
耐えながら続けることと、自分を守りながら続けることは全く違う
3
「当たり前を疑う」ことが、しんどさを変える最初の一歩
4
問いかけ1|これは事実?それとも解釈?
5
問いかけ2|この考えは誰から教わったもの?
6
問いかけ3|親友が同じ状況だったら、何と言う?

辞めることが正解とも、
続けることが正解とも言いません。
ただ——今のしんどさを
「当たり前」として抱え続けることが、
あなたの唯一の選択肢ではないということは、伝えたいです。

一つだけ、疑ってみてください。
それが、あなたの変化の入口になります。

一人で抱え込まなくていい。
あなたの「当たり前」を、一緒に整理しませんか。

まずは無料相談から、一歩踏み出してみませんか?
🌷
この記事を書いた人
救急Ns × 産業保健師
看護師専門のメンタルヘルスサポーター


看護師の3か月救済プログラムを主宰。