ミスしたとき「どう思われたかな」が一番最初に頭をよぎる。
頑張るのは「やりたいから」じゃなくて「できない人と思われたくないから」。
これ、承認欲求じゃないんですよね。
自己肯定感が低い状態にあると、他者からの評価で自分の価値を確認しようとすることが心理学の研究で示されているんですよね。
つまり「できない人と思われたくない」の裏にあるのは——
拒絶されることへの恐怖。
ダメな自分が見えたら価値がなくなる、という深層にある恐怖が動かしているんですよね。
「評価されたい」というポジティブな動機じゃなくて、「否定されたくない」というネガティブな回避が動力になっている。
この違い、じわじわ効いてくるんですよね。
この思考は、子どもの頃の環境から来ていることが一つとして挙げられます。
「失敗したら叱られた」
「できる子が褒められる環境だった」
これが繰り返されると、「他者の評価=自分の価値」という認知の枠組みが、じわじわと脳に刷り込まれていくんですよね。
またある心理学の研究では、「自分の能力は生まれつき決まっていて、努力しても変わらない」という無意識の思い込みがある人ほど、失敗を「能力の証明」として受け取ることが示されているんですよね。この思い込みがあると、ミスを隠す・挑戦しないという行動が、脳にとって合理的な選択になってしまう。
さらに日本の教育環境——減点主義・失敗を恥とする文化規範——も、この思考の形成に関わっているんですよね。家庭環境だけじゃなくて、育った社会の空気も影響しているんです。
つまりこれは性格でも意志でもなく、環境から学習した思考パターン。
自分を守るために、脳が学んでいったんですよね。
「できる自分」でいる間しか自分を許せない状態になると、こんなことが起きるんですよね。
「こんなことも知らないのかと思われる」が怖くて聞けない。
結果、分からない、仕事が進まない、コミュニケーションが思うようにとれない。
「また失敗した、どう思われるか」が先に来て、改善より評価が気になってしまう。
結果、同じミスが続いてしまうんですよね。
「うまくできなかったら…」が先に来て、動けない。
結果、可能性が狭まっていくんですよね。
そして何より——
ミスするたびに自己否定が強化されて、どんどんしんどくなる。
「思われたくない」を避け続けることが、一番「できない状態」を長引かせている、という皮肉な構造があるんですよね。
いきなり「他人の目を気にしない」は無理で、それを目指す必要もないんですよね。
まず変えられるのは、評価の軸。
「他者からどう見られるか」
→「自分が何を積み上げているか」
この軸を、少しずつ自分の内側に移していくイメージですよね。具体的にはこの2つから始められるんですよね。
「どう思われたか」ではなく「次に何ができるか」。
最初はうまくいかなくていい。問いを変えることを、練習していくイメージで。
できない=自分の価値が低い、ではないんですよね。
できない=まだやっていない、か、やり方が合っていないだけ。
この見方が少しずつ定着してくると、ミスしたときの自己否定の強度が変わってくるんですよね。
一気には変わらない。グラデーションで変わっていく感じですよね。
「できない人と思われたくない」という思考は、あなたを守ろうとしていた思考でもあるんですよね。
ただ今は、その思考があなたの可能性を狭めているかもしれない。
自分を責めるより、次の一歩に使えるエネルギーがある。
思考の癖が気になったら、一人で抱え込まないでほしいんですよね。
一緒に整理しましょう。
まずは無料相談から、一歩踏み出してみてください。
"私"で堂々と生きる自信開花コーチ 陽
100名以上の相談実績・自身の経験から、
思考・自己理解・強みの3つのアプローチで
「自分らしい働き方」を見つけるサポートをしています。